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第17週のトラリピ週間報告

第17週(4/25-5/1)のトラリピ週間報告

週間トラリピ益

今週の振り返り

今週の利益は+9,778円でした。含み損は20,864円減少しました。今週はユーロ円とカナダドル円の売りポジションが一旦決算されて、利益が大きく伸びました。ただ、週後半にかけて、再び円安の流れが強くなっています。トラリピをされている皆様もGW中の相場の急変動にご注意ください。

今週の相場概況

さて、今週の相場概況ですが、ドル円が4/28に一時131.25円を記録しました‼ 先週130円を超えてくる可能性もあると書きましたが、それどころか131円を超えてきました。先週末に報道のあった協調介入ですが、米国は円安容認のようで効果はありませんでした。さらに4/28の金融政策決定で粘り強く金融緩和を続けるという姿勢を日銀が打ち出したことがダメ押しとなり、あっけなく131円突破となりました。もはや円安を止める術が無い状態です。

news.yahoo.co.jp


今回日銀の発表した指値オペを常設化する方針ですが、これは日銀が国債を一定利回りで買い付けて金利上昇を抑制するというものです。

日銀が国債を買う→国債の価格が上昇する→利回りが下がるという流れです。ここまでは分かりやすいのですが、なぜ、国債の利回りを下げないといけないのか?…それは、(効果が出ているかどうかは別として)日銀は金融緩和をして日本の景気を良くしたいからです。日銀の金融緩和というのは金利を下げることですが、金利が低いと、企業や個人が経済活動をするための設備投資費や事業の運転転資金を調達しやすくなります。調達した資金は、調達元に利子を付けて返済しないといけませんが、その利子が少ないならお金を借りやすいですよね。こうして、お金を回して企業活動を活発化していけば、景気が良くなるというのが大まかなストーリーです。

www.nri.com

来週は引き続き円安への懸念と、加えて、日本はGWで市場が閑散(流動性が低い)状態になります。こういうときには、(特に海外の)大口の機関投資家などが大量の売りや買いを仕掛けてくることがあります。市場参加者が少ないと、少ない資金で(もちろん個人レベルの資金ではありませんが)相場を大きく動かせるので、小口の投資家は予想外の値動きで損切りの憂き目にあいます。FX歴の長いかたはよくご存知のフラッシュクラッシュといいます。FX初心者の方はくれぐれも資産管理にご注意をお願いします。

fx-rashinban.com

 

トラリピはその性質上、含み損を常に抱えた状態になります。含み損=将来の利益と捉える精神修行?が必要ですが、大きな含み損(ドローダウンと呼びます)を抱えると、やはり不安になります。運用過程での感情も含めて、ブログ記事で記録を残すことで、これから資産運用を検討されている方の参考にしてもられば幸いです。

トラリピの詳しい説明は過去記事をご覧ください。