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第46週のスワップ集計結果

第46週(11/15-11/21)のスワップ集計結果

スワップ結果

・週間スワップ益 +1,127円
(内訳:TRY(サヤ)…512円, TRY…55円, CHN…13円, ZAR…150円, MXN…397円)

・含み損益の増減(第45週末→第46週末)
 +49,645円→+16,356円(-25,307円
 含み損の内訳
 TRY(サヤ):-13,840円→-27,940円(-14,100円)
 TRY:-3,196円→ -5,616円(-2,420円)
 CHN:+1,784円→+1,762円(-22円)
 ZAR:+11,425円→+6,800円(-4,625円)
 MXN:+45,490円→+41,350円(-4,140円)

今週の振り返り

今週は穏やかな秋晴れが続きました。さて、今週の新興国通貨運用報告です。トルコリラ円が暴落、中国元円は横ばい、南アフリカランド円が大幅下落、メキシコペソ円が大幅下落でした。全体の資産増減としては、51%の大幅下落となりました。スワップ運用では今年に入って一番の暴落です。

各種ニュースでご存知の方も多いと思いますが、トルコリラ円が大暴落しました先週に続き、ポジション損益の減少の半分以上がトルコ円の暴落によるものでした。先週、”10円台突入の可能性も十分あります”と書いたのですが、この予想を大きく上回りなんと10円ちょうど付近まで売られて引けました史上最安値を大幅に更新です。これは、木曜にあったトルコ中銀の政策金利発表(16→15%へ金利引き下げ)やエルドアン大統領の『金利とインフレの戦いを最後まで続ける』(=更なる利下げを行う)といった発言が原因です。
この通貨安についてトルコ国民はどう思っているのでしょうか と先週書いたのですが、さすがにトルコ国民もエルドアン大統領に愛想を尽かしているようで、支持率の下落が顕著なようです。案外クライマックス(大統領辞任or解任?)は近づいているのかもしれません。とはいえ、直近でリラの上昇材料は皆無であり、来週からはついに1リラ=1けた円 台での価格推移が始まりそうです

なお、トルコリラの大暴落で影が薄いですが、その他の新興国通貨も米国の利上げが検討される中、軟調となっています。特にランド円は対ドルで史上最安値更新 とこちらも厳しい戦いとなっています。長期目線で生暖かく見守っていきます。

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