今週(第42週)のスワップ集計結果
第42週(10/18-10/24)のスワップ集計結果
スワップ結果
・週間スワップ益 +1,095円
(内訳:TRY(サヤ)…647円, TRY…53円, CHN…14円, ZAR…123円, MXN…258円)
・含み損益の増減(第40週末→第41週末)
+67,252円→+56,109円(-11,143円)
含み損の内訳
TRY(サヤ):-2,960円→-9,360円(-6,400円)
TRY:-1,372円→ -2,348円(-976円)
CHN:+1,554円→+1,622円(+68円)
ZAR:+21,220円→+17,045円(-4,175円)
MXN:+48,810円→+49,150円(+340円)
今週の振り返り
今週の新興国通貨は中国元とランドが上昇、メキシコペソもわずかに上昇しました。ただ、トルコリラ円が大暴落しました! あっさりと史上最安値を更新し、ついに11円台に突入です!
今回のトルコリラ急落は、トルコ中銀の政策金利の利下げによるものです。今回は、市場予測(0.5~1%の利下げ)を上回る2%の利下げとなりました。先週も、利下げに否定的な中銀メンバーを解任したエルドアン大統領。これでは、中銀の独立性も何もありません。さらに、大統領は年内に再度利下げの可能性を仄めかしており、リラ通貨の暴落に拍車を掛けました。市場は一連のニュースに大きく反応し、一気に1リラ=12円台を突き抜けて下落してしまいました。
私はレバレッジ一倍の保有なのでロスカットリスクはありませんが、少なくとも2023年の大統領選までは長い塩漬けポジションとなりそうです。あるいは、トルコリラのデノミの方が先に来てしまうかもしれません。引き続き、リラの動きには注意が必要です。