今週（第41週）のスワップ集計結果
第41週（10/11-10/17）のスワップ集計結果
スワップ結果
・週間スワップ益 +1,028円
（内訳：TRY（サヤ）…542円, TRY…58円, CHN…14円, ZAR…133円, MXN…281円）
・含み損益の増減（第40週末→第41週末）
+52,196円→+67,252円（+15,056円）
含み損の内訳
TRY（サヤ）：-300円→-2,960円（-2,660円）
TRY：-952円→ -1,372円（-420円）
CHN：+898円→+1,554円（+656円）
ZAR：+13,690円→+21,220円（+7,530円）
MXN：+38,860円→+48,810円（+9,950円）
今週の振り返り
今週の新興国通貨はくっきり明暗が分かれました。トルコリラとそれ以外です。中国元、メキシコペソ、南アフリカランド円は、このところの円安も手伝って揃って大きく上昇しました。一方でトルコリラは急落し一人負けの状況です。
今回のトルコリラ急落の理由は、トルコのエルドアン大統領が、中銀の政策委員3名を解任した事が原因です。かねてより、金利の引き下げを主張し、中銀の反対委員を解任するという強硬手段で中銀へ介入を行っていましたが、今回の解任によって大統領の利下げ要請に反対する委員は皆無という状況になってしまったようです。
エルドアン大統領の任期中は、少なくともリラの通貨価値の復活は難しいかもしれません。低レバに徹して5年～10年後に上昇すれば…というような長期目線で見ておいた方がよさそうです。
